風俗業をやめるときの注意点とは?

風俗系のお仕事を辞める時にはどこに気をつけるべき?

辞めるは難しき

風俗業をやめることは、他の職業をやめることとは一線を画すものです。 一つには、いまだに終身雇用制の残滓が蔓延る会社員や公務員などの仕事と異なり、もともと短期間であることを前提として求人をかけることが殆どだということで、もう一つには恋愛や結婚との両立が困難だということでしょう。

風俗業をやめるということ

いかなる仕事でも、辞めるには勇気を要します。
なぜなら人間には保存欲求と言って、現状維持を望む習性があるからです。
現状が生きるためのベストな状況ではなくとも、少なくとも現在自分が生存しているということは、現状は生存できたという先例になるためベターな状況だと判断する、きわめて合理的な本能と言えます。
これは、人類が獲得した生きるための本能で、そうそう抗うことのできるものではありません。
しかし時には、周りの環境を変化させなければならない時、その一つとして仕事をやめなければならない、若しくは辞めるべきという時が訪れます。
そんな時に、一般の会社員や公務員ならば、必要なのは勇気と退職後の収入源です。
逆に言えば、それらさえ備わっていればいつでも辞めることが可能ともいえます。
自営業でも同じです。

しかし、風俗業などの特殊な仕事の場合は些か事情が異なります。
その要因はいくらもあります。
一つには、アンダーグラウンドな職業であることです。
風俗業をやめることを、「足を洗う」と表現することがあります。
この表現は通常ネガティブな職業を辞めるときに用いるもので、例えば「パン屋から足を洗う」なんて表現は普通使いません。
こんな表現を聞いたら大半の人は「パン屋」が何かしらの隠語ではないかと訝しむことでしょう。
「足を洗う」職業といえば、例えば暴力団や麻薬などの密売人などでしょうか。
これらに比べれば遥かにマシですが、風俗業を含めた「足を洗う」職業の共通点はキャリアにならないということです。
寧ろマイナスのキャリアとして俗にいう黒歴史になるため、もちろん履歴書には書くことはあまりしません。
日本社会というのはキャリアに空白があると不利に働く点が多く、この点が一般の職業と比べて退職後の収入源の確保という難点を助長しているのです。

究極の接客業であるゆえに

風俗業はある意味究極のサービス業といえます。 サービス業の特徴を一言でいえば接客業であって、文字通りの意味でも比喩的な意味でも客に接するを生業とする仕事だからです。 それゆえに辞める際には、常連さんなどの客との関係に注意を払わなくてはなりません。

辞めた後、次のステップにつながるように

風俗業は特殊な仕事であるために、辞めた後もその頃のことを引きずってズルズル、なんてケースが結構散見されます。 そうなってしまえば元の木阿弥。 勇気を出したのに台無しです。 折角、新しい自分になるのです。 心機一転清々しい心で新生活を始められるようにしましょう。